破産・過払い利息返還請求について

自力で支払える余力がなくなった場合、破産や任意整理などをする場合もあります。

債務者が自ら行なう破産を自己破産といいます。

破産を行なうメリットは、免責を受けることで債務が無くなることです。
(ギャンブルなどの散財で浪費をした場合は免責を受けられない場合もありますのでご注意ください)

債務整理には特定調停、任意整理などがあります。

この場合、債権者との話し合いで債務を減額してもらうことになります。

いずれにしても、交渉が必要ですので、弁護士や司法書士に依頼することをおススメします。

過払い利息返還請求は、利息制限法と出資法の利息の間のいわゆるグレーゾーンの金利の返還を要求するものです。

具体的には

  • 10万円未満20%
  • 100万円未満18% 
  • 100万円以上15%

を超える金利が返還対象となります。

当然ですが、消費者金融側から自主的に返還することはまずありませんので、自ら交渉する必要があります。

過払い利息返還請求を行なうメリットばかり盛んに宣伝されておりますが、完済をせずに過払い利息返還請求をした者はブラックリストに載り、新たな借り入れが困難になりますので、よく考えた上で請求を行なうようにしてください。(完済後はブラックリストに載りません)

手続きはご自身で行なうことも可能ですが、法律に詳しくない方は、弁護士や司法書士にご相談ください。