主要消費者金融、専業主婦への貸出を停止か-総量規制の影響で(2010年3月30日)

 消費者金融やクレジットカード、信販の主要各社が6月の総量規制完全施行後、専業主婦など収入がない人への新規融資をやめる方向で検討していることが明らかになった。 改正貸金業法で融資額が世帯年収の3分の1までに制限されるため、手続きが煩雑になり、審査コストが上がるためのようだ。夫のカードと一緒に発行する「家族カード」保有者への 融資は各社とも続ける見通し。なお、銀行は総量規制の対象外であるため、収入のない専業主婦でも利用可能である。