Q12:正規の金融業者と闇金見分け方を教えてください

回答

闇金には2種類が存在します。1つは金融庁に登録せずに無許可で営業しているものであり、もうひとつは金融庁に登録はしていますが、違法な金利を取っているものです。

登録がなければ広告を出すことができませんので、前者は新聞や雑誌に広告を出稿することができません。主にビラやダイレクトメールでの勧誘になります。無登録業者の特徴は、登録番号が記載されていないか、記載されているとしても、虚偽の番号であるということです。

また、電話番号が携帯電話しかないなどの場合も無登録業者の可能性を疑った方がいいでしょう。

怪しい業者は登録貸金業者情報検索ページで検索してみましょう。

後者は、登録がありますので、広告出稿が可能になります。そのため、広告を見ただけでは正規金融業者か闇金かの判断がでません。しかし、闇金を見抜くヒントは存在しています。

まず第一に異常に金利が安いこと。2%とか3%といった金利では(銀行以外の)金融業者は利益がでませんので、そのような金利で貸し出すことはあり得ません。低金利の広告で釣っておいて、後から 暴利を吹っ掛けるということです。第2は、貸金業登録番号が
都(1)○○○○○○
と、都/府/県/○○財務局などの文字の次のカッコの中が1となっているケースです。カッコの中は金融業の免許の更新回数を表しています。闇金は免許更新ができないので1が多くなるという訳です。